2021年9月10日 | その他
生活に通常必要な資産の売却は非課税 不用になった本やCDなどを引き取り買い取ってくれるしくみは、断捨離で物を処分するに際してありがたいサービスです。同様に、ある人が不要になったものをそれが欲しい別の人が匿名で売買できるフリーケットアプリを通じた取引も、なかなか便利な代物です。 ところで、こうした取引で得た収入は、個人の所得として確定申告しなければならないのでしょうか? 結論を先に言ってしまうと、それが生活に通常必要な資産であれば、所得税法で非課税であり、申告する必要はありません。 非課税となる生活に通常必要な資産とは...
2021年9月9日 | その他
夢とロマンに溢れた埋蔵金にもかかる税 以前はよくテレビでやっていた埋蔵金発掘番組ですが、最近は見かけませんね。はやりが終わってしまったのでしょうか。 「埋蔵金なんてないよ」と思われている方も多いかもしれませんが、昭和、平成と実際に小判がざくざくと出てきた例もあります。ちなみに埋蔵金を見つけた場合、残念ながら税金がかかります。 埋蔵金獲得まで6か月待ちます...
2021年9月8日 | 所得税
家賃は按分して経費になる 自宅で仕事をしている個人事業主は家賃を経費にできますが、その場合の家賃は事業用だけではなく、個人の生活のために払っている費用も含まれています。 国税庁のWebサイトを参照してみると、経費にできるのは、 ①総収入金額に対応する売上原価その他その総収入金額を得るために直接要した費用の額 ②その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額...
2021年9月7日 | その他
平均的な給与収入のふるさと納税限度額 国税庁の統計(令和2年9月)によると、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は436万円となっています。 この金額を基にふるさと納税の控除限度額(=寄附金控除の2千円の足切りを除き、自己負担が発生しないようにする限度額)は、扶養控除となる家族構成により違いがありますが、年間3万円から4万円程度と計算されます。 せっかく限度額があるのですから、ふるさと納税をしない手はありません。では、今のご時世から考えて、どんな返礼品を目的として寄附するのが効率的でしょうか?...
2021年9月6日 | その他
業務改善助成金とは 業務改善助成金とは、設備投資等(機械設備、コンサルティング導入、人材育成・教育訓練)を行って生産性を向上させ、事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)の引上げを図る中小企業・小規模事業者にその費用の一部を支援する助成金です。 助成対象事業場は、事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が30円以内で、かつ事業場の規模が100人以下の事業場です。 助成率は、下記の通りです。 事業場内 最低賃金 通常 生産性要件を 満たす場合 900円未満 4/5 9/10 900円以上 3/4 4/5...