人手不足が継続しています
2019年12月の有効求人倍率は1.63倍と2019年11月から引き続き高止まりの状態が続いており、人手不足が続いています。 この状況を乗り越え欲しい人材を集めるには会社に求職者を引き付ける求人をしなければなりません。
どのような採用計画をすればいいか
採用活動を成功させるには社長と採用担当者が欲しい人材像と欲しい人材をいかにして集めるかの方法を共有する必要があるでしょう。5W2Hをもとに考えてみます。
社長は採用目的(why)、欲しい人材(who)、どう採ってほしいのか(what)を採用担当者に対して明確にする必要があります。ハローワークに出されている求人票を見るととにかく誰でもいいから人が欲しいといった、募集したい人物像が求職者にわからない求人が多く出ています。
採用担当者は募集時期(when)、求人媒体(where)、採用予算(how much)を計画し、求人内容(how)を自社で主導して作成してください。有料の求人媒体を使うときに予算交渉はするが、募集する時期や求人内容を業者に任せてしまうと思ったように求職者が集まってきません。
求職者目線の募集が大事
欲しい人材像といっても会社の都合を求職者にぶつけただけでは人が集まってこないでしょう。例えば人件費を抑えたいから「補助、見習い」といった文言をつけてしまっては求職者からの魅力が減ってしまいます。求職者目線から考えた求人の魅力(成長機会や雇用の安定)を伝える必要があります。
「働き方改革を進めるため」といった自社の人材不足を、国の政策に乗って肯定的に転換してしまってもいいでしょう。改革を進めるために急いできてほしく、ただし即戦力は難しいから補助的ポジションからスタートといった理由付けとなります。
今の求人
超売り手市場の今、会社は求職者にアピールすることが大切です。採用ノウハウを自社に蓄積できれば、求人費を抑えていい人材を集められます。最初は大変ですが自社でプランを練ってはいかがでしょう。