2021年5月12日 | その他
ラインによるケアと忙しい管理職 企業におけるメンタルヘルス対策の一つに、管理監督者が行う「ラインによるケア」があります。これは、働く人が自身のこころの不調に対応できないでいる時、管理監督者の「気づき」から始まります。 たとえば、部下の様子を見ていて、「元気がなさそうだな」と気づくことです。以前と比べて遅刻が増えているとか、服装に乱れがあるとか、言動などの変化からわかることもあります。この「いつもと違う」というところに、早く気付くことが大切になります。...
2021年5月11日 | その他
ワークブックを使った社内制度の整備を 無期転換ルールとは、有期労働契約を無期労働契約に転換するルールのことです。 契約が通算で5年を超えて繰り返し更新された場合、労働者からの申し込みがあれば、企業は対応が必要となります。 平成25年4月に法律が施行されて以降、厚生労働省はポータルサイト(https://muki.mhlw.go.jp/)からの情報発信を継続して行ってきました。...
2021年5月10日 | 法人税
完全親子会社間での配当 国税不服審判所の公表裁決の中に、株式の譲渡を受けた3ヶ月後に会社の決算が行われ、その決算後4ヶ月の時に臨時株主総会を開催し、中間配当の決議をして配当を実行したところ、配当を受け取った親会社のした法人税の申告で、受取配当に係る所得税額の法人税額からの控除は全額ではなく、12分の3とするべきとの更正処分を受けたという事案があります。...
2021年5月7日 | その他
テレワーク導入による人材の確保 厚生労働省は4月1日、「人材確保等支援助成金(テレワークコース)」を新設しました。良質なテレワークを新規に導入し、労働者の人材確保や雇用管理改善を行う中小企業を支援するものです。 支給の種類は、「①機器等導入助成」と「②目標達成助成」の2つがあります。①の機器等導入によってテレワーク環境を整備した上で、離職率を下げること(かつ離職率30%以下)ができた企業は、②の助成を受けることができます。 助成金の対象となるのは、以下の5つにかかる経費です。 ① 就業規則・労働協約等の作成・変更 ②...
2021年5月6日 | 法人税
デューデリジェンス デューデリジェンスとは、M&Aでの買収監査のことで、買収対象企業やその事業に関する情報を収集、分析及び検討する手続きです。経営、法務、財務、人事、IT、税務、その他の観点から行われ、M&Aでの信頼性、対価・取引条件の適正性、リスクの洗い出し、などを行い、M&Aの最終判断へのゴーサインを担保するために実行されます。 リスクの契約的回避 デューデリジェンスが行われても、将来事項であるリスクがすべて解明されるわけではありません。...