2022年8月13日 | 消費税
消費税の大原則 消費税の原則は貰った消費税から払った消費税を差し引いて残りを消費税として納付するものです。その計算を適格請求書等で確認するのがインボイス制度ですが、世の中、適格請求書等以前に領収書の貰えない取引や不要とする取引と言うものも多々あります。そこで適格請求書等がなくても課税取引と認めてくれる例を挙げてみましょう。 適格請求書等のいらない取引 ① 3万円未満の公共交通機関による旅客の運送 要は少額の交通費で今でもいちいち領収書は貰いません。 ② 3万円未満の自動販売機による購入 今でも領収書はありません。 ③...
2022年8月13日 | 所得税
毎年のことのように集計期間は4月末に 国税庁は毎年、所得税等・消費税・贈与税の確定申告状況を報道発表しています。今年も去年と同様に、従来の3月末の時点でのカウントではなく、新型コロナウイルス感染症の影響により簡易な延長が認められたことを反映し、4月末までが対象になっています。 所得税等の申告人数は前年比+1.6%の2,285万人、申告納税額は3兆7,915億円で、前年比+19.8%とのことです。 「自宅からe-Tax」がスタンダードに...
2022年8月13日 | 相続・贈与税
かわいい子には、たくさんお金をあげたいものですが、子供の将来の生活を思って、早めに資金移動を考えることがあります。相続の際、子を遺産分割争いに巻き込みたくない気持ちも働くかもしれません。 名義預金の帰属 子の名義で預金口座を別に作って、少しずつ貯金しておくことも一つの方法です。 未成年の子に、新たに預金口座を開設して母親に現金を渡し、その口座に子の将来のための資金を振り込むよう指示していた場合、被相続人からの贈与は贈与財産か相続財産かが問題になることがあります。...
2022年8月13日 | その他
経理上「現金」勘定で処理するものは? 硬貨や紙幣といった貨幣(お金)のほかに、金融機関ですぐに換金できる通貨代用証券も含まれます。通貨代用証券とは他人振出小切手、送金小切手、郵便為替証書、配当金領収書、期限の到来した公社債利札 などです。また貨幣といっても円とは限りません。ドルや人民元等他国の通貨も「現金」勘定で処理します。 他国の通貨(外貨)の処理...
2022年8月13日 | その他
口頭の注意と文書の注意の使い分け 従業員に対し業務上の問題行動があったとき、通常最初は口頭で注意するでしょう。気が付いた時その場で口頭注意するのが一般的ですが、業務上の注意を同じ人に繰り返しする場合、前に注意をした記録もなく、口頭注意の効果がない時はその社員に文書で指導をすることになるでしょう。まったく反省してない場合、指導が理解されていない場合、反論して聞き入れない時なども文書指導になるでしょう。 文書やメール等で出す前と後に確認を...