風水害に対しての住宅への被害
今年も台風や豪雨による被害が全国で発生しました。被害に遭われた方に、心よりお見舞い申し上げます。
災害に遭われた方には、公的に多種多様な支援策が備えられていますが、今回は壊れた住宅に関しての支援を紹介します。
被災者生活再建支援制度
被害の大きい自治体にお住まいの方で、住宅が全壊又は大規模半壊した場合、半壊程度ではあるが敷地に問題が発生したりした場合は、「被災者生活再建支援金」が支給されます。
①全壊:100万円 ②大規模半壊:50万円 ③解体等が必要:100万円
また、住宅の再建方法(建設・補修・賃借)に応じて、50~200万円の加算支給が行われます。
災害復興住宅融資
この融資は独立行政法人住宅金融支援機構の定める基準を満たす住宅であれば、低金利かつ融資の日から3年間の元金据置期間が設定できる融資です。
住宅建設の場合の限度額は1,650万円となりますが、金利が少し高くなる特例加算額として510万円、土地取得資金として970万円、整地資金として440万円までの限度が別に設定してあります。
また、新築や中古住宅の購入等の場合でも、床面積等の適用条件は異なりますが、この融資制度が利用できます。