法人税って
(1)法人税は所得金額に対して、課税されます。
(2)所得金額って
- 所得金額は会計上の利益金額に税法上の調整を行って計算されます。
- そのため,利益が赤字でも、税務上の調整をしたら所得金額がプラスになって税金が課税されたり、利益が黒字でも税務上の調整をしたら所得金額が0になって課税されないこともあります。
税率は
(1)大法人(資本金が1億円を超える法人) 30%
(2)中小法人(資本金が1億円以下の法人)
- 年の所得金額が800万円以下の金額には22%
- 年の所得金額が800万円を超える金額には30%
- 例)所得金額が900万円の場合(中小法人)
- 800万円×22パ-セント=176万円
- (900万-800万)×30パ-セント=30万円
- 合計 206万円の法人税となります。
その他
実際には法人税以外に法人県民税、法人市民税等も法人税に基づいて計算されます。
そのため,国や県,市を合わせて所得金額の約40パ-セントくらいが申告したときの納税金額になります。
また消費税は法人税とは別に課税されるので注意してください。
担当 舩山