起業をお考えの方で電子定款をご自分で作成しようと思っている方、
ちょっと待ってください!
定款はこれまで、日本法令の様式などペーパーで作成し、公証役場で認証してもらうという方法でした。
しかし、2004年より電子媒体(フロッピーディスク等)での認証も受けられるようになりました。
これを「電子定款」といいます。
この「電子定款」を利用すると、定款認証印紙代4万円が不要となり、会社設立にかかる費用を節約することができます。
「電子定款」というと、インターネット上で認証ができるようなイメージですが認証を受けるには、従来どおり公証役場に出向くことが必要です。
また、電子媒体は文書の扱いではないため、印紙税法において非課税となります。
つまり、印紙代の負担がなくなるというわけです。
しかし、「電子定款」を作成するにあたって電子証明書の発行、特別なソフトの購入などで約10万円かかりますので個人で手続きをするには4万円の印紙代がなくなっても6万円もの赤字になってしまいます。
現実的な方法とは言えません。
専門家に「電子定款」を作成してもらうことをお勧めします。
担当 日野