銀行に融資を申し込みに行ったら納税証明書その1を持ってきてくださいと言われました。
納税証明に種類があるの?
国税編
納税証明書その1と言われたら、それは税務署が発行しているものを表します。
税務署で発行する納税証明書には次の6種類があります。
おもに、会社などが事業資金として融資を受ける際に必要となることが多いようです。
どの証明書が必要になるかは申し込みをした金融機関に指定されます。
- (その1)・・・納付税額等の証明
証明を受けようとする税目;申告所得税、法人税、消費税等
証明を受けようとする事項;納付すべき税額、納付済み額、未納税額、選択 法定納期限等、源泉徴収税額、未納税額のみ - (その2)・・・所得金額の証明
(個人は申告所得税に係る所得金額、法人は法人税に係る所得金額です。) - (その3)・・・未納の税額がないことの証明
- 「その3の2」(申告所得税と消費税等)
- 「その3の3」(法人税と消費税等)
- (その4)・・・滞納処分を受けたことがないことの証明
※ 手数料は1枚400円です。
※ 代理人が申請する場合にはご家族でも委任状が必要です。
銀行としては融資審査の際、税金の未納がないことが最低条件のようです。なかでも預かり金の性格を持っている消費税については証明書の提出が求められます。
普段から消費税に限らず税金をきちんと納めるようにしましょう。
税金を納めることが信用というものの一つでもあるのです。
某都市銀行の融資必要書類には、その1・その3-3が必要と記載されていました。
なぜ、6種類のうちその1・その3-3なのでしょう?
考えてみてください!
担当 日野