「労働経済白書」によると、年収150万円未満の労働者が急増しているらしい。雇用契約期間が短い非正規雇用などの増加により、 20代の若年層を中心に収入の格差が拡大しているそうである。
20代では21.5%と5人に1人以上が年収150万円未満ということである。「300万円なら工夫すればなんとか暮らせるが、150万円となると命を保てるかどうかの瀬戸際」と言っているのは「年収300万円時代を生き抜く経済学」の著者森永卓郎氏である。
さらに収入が少ない若年層が増加したことが結婚の減少につながり、 少子化を促進させていると分析。 少子化対策の観点からも若年層雇用の安定が重要だと強調している。
担当 笹森