ガソリンの値段がどんどん上がっています。10月から3カ月連続の値上げです。今までなら、3000円でおつりが来ていたのに、先日ガソリンを入れたところ、4000円も払いました・・・・かなりショックを受けました。1リットル当たり、90円台だったのもそんなに昔ではないと思うのですが、今や1リットル当たり155円です。
さて、ガソリン代として請求されるもののうちに、様々な税金が含まれているのをご存知でしょうか?
(1) ガソリン税・・・・1リットル当たり 53.8円
この金額は、1970年代のオイルショックを機に暫定措置として引き上げられてから、30年以上期限が来るたびに延長を繰り返して来ています。今のところ、2008年3月31日で引き上げ措置の期限が終わることになっていますので、本来の金額(1リットル当たり28.7円)に戻して欲しいと思います。
(2) 石油税・・・・1リットル当たり 2.04円
(3) 原油関税・・・・1リットル当たり 0.215円
(4) 消費税・・・・1リットル当たり 4.6円
(1)~(4)合計で1リットル当たり 60.66円もの税金が含まれています。
ガソリンの小売価額を150円とすると、約40%もの税金がかかっている計算になります。税率40%というと、所得税でいうと所得金額が1800万円超の方とが負担するのと同じ税率です。
さらに、この金額にまた消費税が上乗せされるため、ガソリンには消費税が二重に課税されているのです。
とは言っても、車に乗る以上ガソリンを入れなくてはいけないので、この税金を払わなくてはなりません。でも・・・何だか納得いかないのは、私だけでしょうか?
担当 藤原