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国会議員就任後の初給与ご存じですか?

2007年10月22日 | コラム

先日、某有名番組でおなじみ丸山和也弁護士がテレビに出演されていた時のお話です。

丸山弁護士は、このような内容のお話をされていました。7月29日に行われた参議院選挙に当選し、7月30日に議員となりました。そして、議員として初めての7月分の給料をいただいたそうです。

そこで、丸山弁護士曰く、

「7月は、2日しか働いていないのに1ヶ月分の給料を丸々もらったんだよ。民間の企業でこのような制度の会社もないのに。でも先輩議員にその話をしましたところ法律で決まっているから、気にしなくて黙ってもらっておけばいいんだよ。」と。

その言葉に驚かれたそうです。

この点について、国会議員の給料は、国会法第35条で決められています。「議員は、一般職の国家公務員の最高の給料額より少なくない歳費を受ける」。具体的には、無益の議員で月額137万5千円、これにプラスして文書交通費という名目で、毎月100万円が追加支給されています。これとは、別に別途実費の交通費等、まだまだ他にも支給されています。

実際、おおざっぱに29日間分の参議院議員131名分の給料を計算してみましょう。一人当たり1ヶ月分給料、約240万、29日間分は、約224万円になります。この金額に、今回参議員に当選された数131名分を掛けて約2億9千3百万ということになります。この金額は、みなさんご存知の通り国民の税金でまかなわれているのです。無駄な税金かどうかはみなさんの判断にお任せします。

また、最近で言いますと高齢者の医療費負担増の件や、その他増税等の話を検討する前に、普通のサラリーマンがどのくらいの収入でいくら税金を納め、日々の生活を送り子供を育てているのかという事を、今一度考えてもらいたい。そう思いませんか?

まず、国自身が自らを見直して、社会保険庁の天下りやヤミ献金等、今後そのような事がないように、国民にすべてをあからさまにし、納得する説明をする。そうした上で、国民全員の代表選手として自覚し、日本という私たちの国を良くしていかなければならない。

今回の参議院選挙の結果は、‘国民の叫び’と、とらえてほしいと思います。

担当 佐藤

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