今年2月の日本商工会議所の簿記検定試験で滋賀県に住む小学3年生(9歳)の男児が見事3級に合格しました。
全国で8万人超が受験し、合格率はなんと4割弱でした。
この男児が全てを理解した上で合格したかは疑問が残りますが、パズル感覚であったとしても合格してしまう努力とセンスには敬意を表さずにはいられません。
簿記3級とは、どのようなレベルかというと~
- 財務担当者に必須の基本知識が身につき、商店、中小企業の経理事務に役立つ。
- 経理関連書類の読み取りができ、取引先企業の経営状況を数字から理解できるようになる。
つまり、経理処理が出来るようになるだけでなく、財務諸表を読む力が身に付くことにより、コストを意識した仕事が出来るようになり、また、取引先の経営状況を把握できるようになる為、すべての社会人に役立つ、といっても過言ではないのです。
社会人のみなさん、小学生に負けている場合ではありません。もっと数字に強くなりましょう。
担当 北川