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「不快指数」のお話

2009年7月8日 | コラム

本格的に梅雨に入り、これから蒸し暑く、過ごしにくい日が続くと思います。

日本人の場合は、不快指数85で約9割の人が蒸し暑さのため、不快感を感じるとされています。

では、不快指数とは、一体何なのでしょうか?
気象庁の予報用語によると、不快指数とは「気温と湿度による「むし暑さ」の指数」のことです。不快指数が高いほど蒸し暑く、不快に感じるということになります。
不快指数の気温と湿度が分かれば、自分で計算することができます。

不快指数 = 0.81×気温 + 0.01×湿度(%) (0.99×気温 – 14.3) + 46.3
例えば、気温26度で、湿度50%の場合・・・

0.81×26+0.01×50(0.99×26-14.3)+46.3
=21.06+0.5(11.44)+46.3
=21.06+5.72+46.3
=73.08

となり、下表の60~75の「快適」ということになります。

不快指数 ~55 55~60 60~75 75~80 80~85 85~
体感 寒い 肌寒い 快適 やや暑い 暑くて汗が出る 暑くてたまらない

これからの季節、エアコンを使用する頻度が多くなってくると思いますが、一般的に、省エネな冷房温度の目安は、28℃と言われています。しかし、気温28℃では湿度を50%まで下げても、不快指数75~80の「やや暑い」となります。

不快指数は温度と湿度のみで割り出した指標であり、「風」の要素は計算に入っていません。一般的に、人は風がある状態と無い状態では、体感温度が2度くらい違うといわれていますので、エアコンと一緒に扇風機や団扇を上手に使い、蒸し暑い季節もエコに乗り切れるといいですね。

担当 藤原

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