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コラム

コラムでは節約などの税金の範囲にとどまらず会計や経営、経済など経営者や地主の方々にお役に立つ情報から身近な話題まで、世の中の気になるニュース、注目すべきニュースを掲載していきます。

交際費について

秋も深まり、というよりも秋を通り越して冬?になりつつあります。
真夏の間には回る気が起きなかったゴルフのラウンドもこれからがハイシーズン。

ちなみに今年の夏は記録的な猛暑に見舞われました。

8月の月平均気温(記録は暫定です)

  • 東京 29.5度⇒史上1位
  • 仙台 27.3度⇒史上1位
  • 名古屋29.2度⇒史上3位
  • 大阪 30.4度⇒史上1位
  • 福岡 30.4度⇒史上1位

しかしながら、会社のお金で頻繁にゴルフに行く場合には、実は税務調査では厳しいチェックが入る可能性があるだけに注意が必要です。
まずゴルフ会員券については、会社で取得した場合は資産として計上します。
が、取得したのが個人会員権だった場合、原則として名義人となった役員に対する給与として取り扱われます。
ただし、そのゴルフクラブに個人会員権しかない場合は別。会社の資産にすることも可能です。

ゴルフのプレー代については、会社の業務の遂行に必要であると認められる場合には交際費に該当しますが、
単に役員の個人的趣味にすぎない場合には当然役員に対する給与となります。
そのため、税務調査を想定して、厳密に区別するために稟議書などでプレーの目的を明らかにしておくことがリスク対策となります。

プレー代が交際費となるならば、接待ゴルフのための練習費用も同様に処理したいところですが、これは交際費処理できません。
もしその費用を会社が負担したら、やはり役員への給与ということになりますのでご注意下さい。

また、ゴルフ接待では、クラブハウスなどでの飲食費の支出もありますが、この処理については、1人当たり5千円以下の飲食費を交際費から除外する
いわゆる「5千円基準」について、飲食部分だけを抜き出して適用するのは認められません。
というのも、ゴルフ接待にともなう飲食費は、ゴルフ接待という一連の行為の中で行われるためです。

よって、ゴルフ接待費と飲食費を含め、全額を交際費などとして処理することになります。

担当 佐藤 新一

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